■便潜血検査で陽性となる確率
便潜血検査は、大腸がんのスクリーニング検査として広く用いられています。
しかし、便潜血検査で陽性となった場合でも、実際に大腸がんである確率は決して高くありません。
ある研究によると、便潜血検査で陽性となった人のうち、大腸がんが見つかる確率は約2~5%程度と報告されています。
つまり、便潜血検査で陽性となっても、95%以上は別の原因である可能性が高いということです。
ただし、この確率は年齢や生活習慣、過去の病歴などによって異なります。
例えば、高齢者や喫煙者、飲酒量が多い人、肥満の人などは、大腸がんである確率が高くなる傾向があります。
■便潜血検査が陽性だった場合の精密検査
便潜血検査で陽性となった場合は、大腸内視鏡検査(カメラ検査)などの精密検査を受ける必要があります。
大腸内視鏡検査は、大腸の内部を直接観察し、ポリープやがんなどの異常を発見するための検査です。
精密検査の結果、大腸がんと診断された場合は、早期治療を開始することが重要です。
大腸がんは、早期発見・早期治療を行うことで、高い確率で完治することができます。
■精密検査で大腸がんが見つかる確率
精密検査で大腸がんが見つかる確率は、便潜血検査の結果やその他のリスク要因によって異なります。
一般的には、精密検査を受けた人のうち、約2~5%程度に大腸がんが発見されると言われています。
ただし、これはあくまで平均的な数字であり、個人の状況によって大きく変動します。
■当院の消化器内視鏡検査について
当院では、最新の技術を用いた内視鏡検査を提供しています。
経験豊富な内視鏡専門医が、 大腸の奥まで観察し、ポリープやがんなどの早期発見に努めています。
ご不安な方はぜひ、当院へお越しください。
四日市の方はもちろん、周辺の鈴鹿市、東員町、菰野町、桑名市からも多くの方にご来院いただいております。